直線上に配置
フレーム

緊急警報-  SQLスラマー    2003年1月25日

(1)日時: 2003年1月25日から26日にかけてワーム(SQLスラマー)が、マイクロソフトサーバー向けデータベース・ソフト「SQL Server 2000」と「MSDE 2000」に攻撃を行った。このワームはマイクロソフトが2002年7月に修正バッチが公開されていたものである。いわばアナウス済みのぜい弱性をねらったものである。一番危険度の高いVAC-1。

(2)特徴:
感染活動を通じてネットワーク帯域を大量に消費し、CPUに負担をかけさせて、ネットワーク全体のパフォーマンスを低下させて、数々の障害を誘発させる。


(3)SQLスラマーの影響
コンシューマー向けの製品と異なり、マイクロソフトのサーバー製品は、ワームに狙われやすくアップデート作業も複雑で、作業ミスによりシステム障害が懸念されたことが、ユーザー対策の遅れが被害を大きくした。

(4)対策:マイクロソフト社の提供する修正モジュール等を適用していれば感染しません。




Slammer に関する情報

Slammer ワームと呼ばれる、SQL Server 2000 およびMSDE 2000 (SQL Server 2000 Desktop Engine) を対象としたウイルス感染による被害が発生しております。本ワームは、既知の問題 (MS02-039) を狙ったものであり、既に MS02-039、MS02-061 のいずれかの修正モジュール、もしくは SQL Server 2000 SP3 を適用していれば感染しません。 (2003 年 1 月 26 日)
TechNet



トップ アイコントップページヘもどる